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Jul 08, 2023

現代自動車グループ、EV用バッテリーのニッケルバリューチェーンで韓国亜鉛と提携

現代自動車グループは韓国亜鉛と覚書(MOU)を締結した。 当グループは、韓国有数の非鉄金属製錬会社であるKorea Zincと包括的な協力を行っていきます。

現代自動車グループは韓国亜鉛と覚書(MOU)を締結した。 当グループは、韓国の大手非鉄金属製錬会社であるKorea Zincと協力し、ニッケルのバリューチェーン全体にわたる包括的な協力を行っていきます。

この提携には、ニッケル原料の共同調達、ニッケル原料の加工、加工ニッケルおよび電池材料の安定供給の確保、電池リサイクルなどの新規事業の開拓などが含まれます。

両社はEV用バッテリーの重要な原材料であるニッケルの安定したサプライチェーンの確立に向けて取り組む予定だ。 また、両社は共同でニッケル原料を購入し、IRAの要件を満たす原料を調達するための鉱山開発プロジェクトに投資する予定だ。

同グループは4月、364万台のEVを生産し、2030年までに世界トップ3のEVメーカーに入ることで世界のEVリーダーシップを実現する計画を発表した。

この目標を達成するために、当グループはニッケルやリチウムなどの主要原材料の調達を優先的に行っています。 当グループは、原材料の調達・加工および電池材料の製造を専門とするさまざまなグローバルパートナーとの協業を積極的に模索しています。

この提携によるニッケルの供給は2026年に開始される予定である。2031年には、グループはIRA要件を満たすEVバッテリーの生産に必要なニッケルの50パーセントを韓国亜鉛との提携から調達する予定である。

ニッケルの供給は、当グループが他の地域のEV関連規制、欧州連合の重要原材料法（CRMA）、その他のESG要件を満たす安定したEVバッテリー原材料の確保にも貢献すると期待されている。

提携の一環として、現代自動車、起亜自動車、現代モービスが共同で設立した海外合弁会社HMG Globalは、韓国亜鉛の株式5%を取得する予定だ。

株価は1株当たり約50万4,333ウォン（381米ドル）、取引総額は約5,272億ウォン（3億9,900万米ドル）となる。 株式の取得および出資に係る払込は9月12日に予定されており、株式の譲渡は取得後1年まで制限される。

さらに現代自動車グループは非常勤取締役1名を提案する権利を確保した。 今回の株式取得に伴い、両社の戦略的関係を強化し、EV事業のバリューチェーンにおける協力を強化することを目的としている。

韓国亜鉛は、亜鉛や銀などの非鉄金属製錬の専門知識を活かし、2017年にEV用バッテリー用硫酸ニッケルの生産子会社を設立した。同社は、ニッケルを中心としたEV用バッテリー事業でのプレゼンス拡大に注力している。 この拡張には、EV用バッテリーの前駆体を生産する子会社の設立が含まれており、今年蔚山の工業団地にニッケル精錬所を建設する計画もある。

投稿日: 2023 年 8 月 31 日 : バッテリー, 電気 (バッテリー), 市場の背景, 材料, 鉱業, 自動車メーカー | パーマリンク | コメント (0)